多分クンビクンビ
 午後、雨が降る中、羽虫が大量に発生して飛び回っている。止ったところを観察したら、体長は1cmちょっとだが、羽が3cm以上ある。羽は4枚会って、ひらひらさせながら飛び回っている。羽は黒に近い茶色で、胴体は薄茶色の虫だ。  空中にも多いけど、地面付近にも多い。大きなカエルが何匹もどこからともなく現れて、次から次に補食しているし、近所の犬も食べている。蟻も何匹かで運んでいる。攻撃して殺したのだろうか?
 やがて羽虫は地面に降りて歩き始めた。よく見ていると、どうやらすぐに羽を畳んで歩くやつと、地面で羽をばたばたさせているやつがいる。そしてすぐ歩くやつがばたばたさせているやつに近づき、カップルになり、縦に並んで歩き始める。そのうちちょっと止って羽を落とす。最初から羽を落としてばたばたを探しているのもいる。
 最終的には羽のない2匹が縦になって地面を歩き、石などの下に消えて行く。
 なんじゃこりゃ??
 と、「羽を地面に落とす虫」で検索したら「クンビクンビ」というアフリカの虫に行き当たった。ちょっと小さいけどたぶんこれの仲間だろう。だけどアフリカの記事には行き当たるものの、東南アジアのは皆無。もしかして新発見の新種か?
 WEB記事によると、どうやら食べられるらしい。だけど近所のけっして裕福とは言えない人たちも、誰一人捕まえていない。蚕を食べる習慣があるから、虫食には抵抗ないと思うのだが、知らないのか、それともこれは食べられない種類なのか?
 2時間程でほとんどの虫が地面に降りて姿を消した。後には羽が残るだけ。

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