サイゴンに戻る
 本日11時のバスで戻って来た。
 11時のバスは、サイゴン近郊で渋滞に巻き込まれるんだな、時間的に。それで7時間ちょっとかかってしまった。途中雨で、運転手が慎重になったってのも原因だが。  バスは、時間がかかることを除けば、そんなに悪くない。途中のバオロックまでは乗客3人だけと空いていたし、その後、音楽がかかったときも、ボリュームを下げてくれと頼んだら、すぐに応じてくれたし。
 本日の問題点はバスを降りた後。バスは東バスターミナルに着くんだけど、そこから家までは24番のバス1本で帰れる。だから24番に乗り継ぐのだ。
 乗って、しばらくしたら、ドリアンをたくさん持ったおばちゃんが乗って来て、すぐ後ろに座った。ドリアンってのは、とにかくすごい匂いなのだ。この匂いだけで、乗り物に弱いひとは吐いちゃうことがある。
 吐かないにしても、決していい匂いではない上に、1個のドリアンでバス中臭くなるくらい強い。だから普通は乗り物に持ち込むのは反則なんだけど、おばちゃん、平気で乗ってくる。バスの乗員も何も言わない。
 しょうがないので、前の方の座席に避難する。それでも臭うよ、ドリアン。隣の座席のお姉ちゃんも、冷房車なのに窓を開けて対応している。
 さらに、車掌の兄ちゃんはバスの中で携帯電話をかけ、大声で話し始める。勤務中だろ? その上4文字言葉連発だ。そんなことでいいのか。
 さらにさらに、後ろの座席からライターを擦る音が聞こえる。車内には大きく「禁煙」って書かれてるのに。何事かと振りかえったら、見えないように窓の方を向いて手で隠しつつタバコに火をつけようとしているオヤジ。サンダル脱いで座席にウンコ座り状態だ。
 思わすヤツの肩に手をかけて前を向かせ、一喝。一応あきらめたみたいだけど、後ろからいきなり刺されたらどうしよう、って、ちょっと怖かった。これは日本のニュースの悪影響かな。いきなり刺す、なんてのはこっちではあまりおこらないからね。
 

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